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心地よい空間の作り方 [コミュニケーション]

思い起こせば私の人生色々ありました。これぞまさに山あり、谷ありというのでしょうね。
苦労した…なんて おこがましくて申せません。決して愚痴を言わない!なんて聖者のようなことも言えません。こんな私が皆様のお役に立てるとしたら、バカがバカなりに自分を観察して、分析を繰り返し、真直ぐに生きてる異端児のメリットとデメリットを分かり易くお伝えできることぐらいでしょうか。
皆様には、ここに来ていただいたら「転んだら只起きない」精神で何かをつかんでいただきたいと思います。今回は初回ということもありますので、これを読んでくださっている皆様と私との空間を縮めたいという想いを込めて、「心地よい空間の作り方」というテーマで始めさせていただきたいと思います。

営業先での商談でも、会話の使い分けが重要。セールストークの前に、まずはお客様にリラックスさせる距離感を保つことが何より大切なのです。  その距離感の演出に重要なのが、座る位置。これで50%は攻略できるといっても過言ではありません。  人は真正面に立たれるのが一番怖いといいます。  まじめに向かい合うことが、警戒心を強くしてしまうというなら、警戒心をゆるめるためにはこれを逆手に取って座る位置を考えるのが一つの作戦なのです。 (『お客様をたちまちとりこにする「売る技術」』p.26~より)

先日出版された本の中では、営業に出かけた時の座り位置について書かせていただきましたが、実は皆さん日常でこれを自然に行なっているのです。
自然に出来ることは危険も少ないかもしれませんが、これを計算して行なうことで、大きなものを手に入れられるかもしれません。
尊敬する方とご一緒した時の位置関係や最愛の方との位置関係。そして苦手な方との位置関係。これらをよく思い出してみてください。
だいぶ昔のことですが、アメリカのレストランで衝撃的な場面を多く見かけました。ご夫婦やデート中のカップルが隣り合わせで座っていたのです。勿論今でもアメリカではこの座り位置をよくみかけます。当時はとても不思議に思いました。外出先でのこの座り方、もちろん文化の違いもありますが、愛する人のより近くにいたいというのは本能ではないでしょうか。
できたら隣に、でも相手がお客様ではそうはいかないでしょう。やっぱり90度って良い角度ではないですか。

 

警戒心の強いお客様にはとにかく質問してみる  猜疑心の強い人には結局、どんなことをさまざまな角度から話しても、受け入れる予知がありません。  訪問販売という独特のスタイル自体に猜疑心を持っている人が多かったのも確かです。そういう人には何か必ず、心のどこかに引っかかるものがあるものです。それが何か吐き出してもらうために、とにかく相手に話してもらうことを試みていました。  猜疑心の強い人や私との間に壁を作ろうとする人には、一つ説明するごとにこう聞いてみることにしています。  「どんなことが不安でしょうか?」  それをいちいち繰り返してみるのです。  でも、こうして意固地になる人、あえて壁を作る人、警戒心のある人の壁を一度取り払ってしまえば、心は必ず通じることを知りました。 (『お客様をたちまちとりこにする「売る技術」』p.31~より)

相手の反応を無視して「どんなことが・・・」と質問してもいけません。
資料を見たまま顔を上げなかったり、何か考えているような様子の時に、タイミングよく振ってみる言葉として良いように思います。
家族だってそうです。恋人だってそうです。腑に落ちない時は必ず表情に表れます。そんな時は「どうしたの?何が引っかかってるの?」と優しく問いましょう。もしかしたら、予想もしなかった痛い言葉が返ってくるかもしれません。このコミュニケーションをとろうとする姿勢が、きっと問題を解決に向かわせてくれるはずです。


2006-05-11 19:39  nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 
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コメント 1

私もヨウコ

確かに最近、カップル席とかって向かい合わせじゃないですよね。
取引先の人と飲んだとき、たまたまカウンター席に座ったら意外に話が盛りあがったのは、お酒のせいだけじゃなかったんですね。
90度の座り位置、今度実践してみようかな。
by 私もヨウコ (2006-05-12 15:20) 

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