場の空気をやわらげるジェスチャー [コミュニケーション]
先日、人材派遣会社で講演をさせていただきました。お越しくださいました皆様、ありがとうございました。そして機会を与えてくださったアデコ様、関係者の皆様ありがとうございました。講演をさせていただいて、今回私が思ったことは、笑顔は最高のジェスチャーだということです。
そこで、今回のテーマは、ジェスチャーについてです。
思いあまった私は思わず、理屈で効果を説明するのをやめました。そして、だめでもともと、と思い、その効果を雰囲気で伝えることにしたのです。
「これを使ったら」そういいながら、目を見開き、にぎった両手を左右の頬につけると、
「肌がぱぁーっと明るくなって」
同時に両手をぱっと開いてみたのです。
すると、とたんに注文が入り始めました。信じられないほどの効果です。
(中略)
どんなにすばらしい理論的な説明よりも、こんな単純な表現の方がよく伝わることもあるのだと知りました。理論よりも、お客様はまずどういう効果があるのかが知りたかったようです。その表現方法として、時にはどんな言葉より、ジェスチャーの方が効くのだということを思い知った出来事でした。
(お客様をたちまちとりこにする「売る技術」p.76~) |
何かを指し示したり、指折り数えたりというのもジェスチャーですし、表情もジェスチャーの一つだと思っています。私は、笑われてしまいそうな(つまり、仕事の時は笑っていただけるような)表情をよく作ってお話しします。
じっとして話している間は、パンフレットなどの資料か相手の顔くらいしかみるところがないものですよね。それではどうしても窮屈な感じがしてしまいます。そこで、その場の空気をやわらげるためにもひつようなのが、ジェスチャーです。
(中略)
お客様というのは、聞いているだけではなくて、目で見ているものなんですよね。ジェスチャーには、動く手に注意を向けて、雰囲気でやわらげる役目があるのです。
(お客様をたちまちとりこにする「売る技術」p.78~) |
しかし、狭い空間で大袈裟な表現は、鼻につくかもしれません。話をしている場所、喫茶店なのか、リビングなのか、会場なのか、それによって加減をしなければいけないですね。
5月24日。人材派遣のアデコさん主催の講演会でお話をさせていただきました。
その名も「相手のココロに入り込む!人を魅きつけるトーク術」!
右:対談させていただいたアデコ マーケティング事業部東日本エリア長 木村さん、真ん中:当日MCをしていただいた横峯さん
大勢の方にお越しいただきまして、本当にありがとうございました。感謝いっぱいです!
2006-05-26 11:19
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